2017年10月6日金曜日

日本のジーンズ vs フランスのジーンズ



このあいだ、
とてもうれしくなる、買い物をしました。

これぞ、ジーンズ!
と思えるジーンズが、見つかったのです。
昔の、あの、はき心地どおりです。

そのうれしさといったら、
もう、思わず、
はいているデニムの生地を、さすってしまいます。
あぁ、あと何年はけるかな、
長い、おつきあい、よろしく、と、
まるで、新しいペットを家につれてきたような、気持ちです。

はいてるうちに、ますます、やらかく、
なじんでくるんだろうな、と思います。
時がたつにつれて、
どんどん、良くなっていく、なんて、
ステキなことです。
年とるにつれて、
つまらないことが多くなるかもしれない、と思っていましたけど、
まったく、その逆です。


そのジーンズの何が、すばらしいのかと言いますと、
それは、コットン100パーセントだからです。

そういうジーンズを、
ここしばらく、はいていませんでした。
20年くらい前、伸び縮みのするジーンズを着たとき、
はきやすいな、と思いました。
それ以来、どんなジーンズにも、
だいたい、数パーセント、そういう材料がはいっていました。

けれど、その欠点もあります。
使っているうちに、なんとなく、ごわごわの手触りになります。
だいたい、
私は、自然の繊維のものが、好きです。
化繊や、伸び縮みは、夏は暑いし、冬は寒いので、
あまり、気に入らないのです。

と、
そんな話を、20代の方と、していましたら。

それ、よく、わかる!
そういう、いいジーンズが、少ない、と
わかってくださったので、私もうれしくなりました。

そして、
その方は、なんと、
ジーンズは、日本製を、注文して買っているのです。

名柄は、ここでは書きませんが、
なぞなぞ風に、いいますと、

1)きびだんごで有名な童話の主人公
2)「純粋な、青」を英語でいう

という、ブランドふたつを、愛用してるのだそうです!
フランスから、わざわざ、日本に注文しているのです。

調べてみれば、岡山のブランドです。
布づくりは、
岡山の、伝統的な工芸なのだそうです。
そこで、質のいい布に、藍染めで、
とてもていねいに作られている、ジーンズのようです。

びっくりしました。
とても、誇りにも、思いました。



その方は、コットンの、質のいいジーンズを、
日本で買うのです。
私も、こんど日本で、店をのぞいてみようと、思っていました。

けれど、それが、
フランスでも、見つかったのです。
それは、どういうことかといいますと、
デパートで、いつもの名柄のを、ためしにはいて、
これ、と、決めて、
売り子さんに、渡したとき、

ちょっと、その、コットン100%の話をしたのです。

そしたら、
それをわかってくださって、ためしてみたら、と、
上の階の、メンズ売り場に、つれていってくださったのです。

そう、
そういえば、その昔、昭和の時代。
ジーンズに、女物も、男物も、ありませんでした。
ジーンズといえば、男物に決まっていました。

そして、
その名柄の「元祖」復刻版を、試着させてくれたのです。
男物売り場で、試着するのは、ちょっと恥ずかしかったです。

そうして、ようやく、
この、ステキなジーンズに出会えた、という話です。

それにしても、
やはり、上の日本のブランドは、
気になります。
もうじき、里帰りしますので、
やっぱり、店を、のぞいてみたいと思います。

きょうは、
ジーンズの話でした。
読んでくださって、どうもありがとうございました。


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